部下のやる気がない、いつも指示待ちで自分から行動しないなど、
部下の方々の主体性のなさにうんざりしている方はいらっしゃいませんか?
ですが、部下のやる気をコントロールすることはできません。
成果に関しては呼び出して叱ったり、金銭的な報酬によって一時的に
改善させることは可能でしょうが、それでは根本的な解決にはならず
すぐに元に戻ってしまいます。
私自身以前ある会社に勤めている際にやる気がなく、
言われたことしかやらない完全受身のダメ社員になっていた時がありました。
当然上司からは叱られたり、あるいは成績が上がった際の金銭的な報酬を
提示され成績向上のための努力を迫られました。
当然効果はありませんし、身勝手ですが上司に対する恨みが芽生えました。
その場では上司の言うことは聞くし、努力しますというのですが、
内心では「ふざけるな!絶対言うこと聞かないからな!」
といった心境で上司の話も半分くらいしか聞いていませんでした。
どうでしょうか?あなたの会社でも同じような状況の部下はいませんか?
叱ったりして本人も反省している様に見えるからといって安心してはいけません。
実際には上記の私の様に内心では全く違う想いを抱いているかもしれないからです。
そもそもやる気はどこから出てくるのでしょうか?
文字通り自分のやりたいことをやるからこそやる気が湧いてきます。
自分のやりたいこととは?
実はそのことを深く考えたことの無い人が多いです。
経営者や管理職になると自分の人生を見つめなおす人も多くいますが、
新入社員や中堅社員の方などはそこまで考える機会がなかった方も多いです。
まず部下の皆さんがどう生きていきたいのか、
自分の人生を振り返り、どういう時に喜び、幸せを感じたのかを
改めて見つめなおす機会を定期的に設け、皆でシェアする場を設けて
みてはいかがでしょうか。
それによって自分のやりたいことが見いだせてくると仕事をする上で
自分がどうすればいいのかが見えてきます。
一回で効果が出なくても、定期的に自分の人生を振り返る場を設けることで
ちょっとずつ自分がどう生きていきたいかを見出せる可能性は高いです。
頭を自分の生き方に向ける機会を増やす仕組みを作りましょう!
本人の意思に頼るのではなく、仕組み化することがポイントです。
ちなみに、、、
部下の皆さんにそのような機会を設ける前に
皆さんも改めて自分の人生を見つめなおしてみましょう!
もちろんすでに振り返っている方も多いでしょうが、
一度振り返っただけでわかるほど皆さんの人生は浅くないはずです。
定期的にその機会を設けることが皆さんが幸せな人生を歩むための
力となるはずです。
主体的に行動してもらうには会社のミッション・ビジョンへの共感も
欠かせませんが、それについてはまた次回!
では皆さん、幸せな職場づくりを!
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もしも御社でチームビルディングの試みを実施された場合には
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