「リーダーがなかなか育たない」「任せたはずが、思うように動いてくれない」——そんな悩みを抱える企業は少なくありません。
実は、リーダーが育たない背景には、組織側の“育て方の設計ミス”が潜んでいるケースが多いのです。
今回は、次世代リーダー育成支援を行う中で見えてきた「リーダーが育たない組織に共通する3つの課題」をご紹介します。
1. 「答えを教える」育成文化が根強い
若手社員に対し、上司や先輩が「正解を提示する」ことで仕事を進めてしまう場面は多く見られます。
確かに早く成果を出すためには効率的に思えますが、それでは「自ら判断し、動く力」は養われません。
重要なのは、“考えさせる問い”を与えること。そして、失敗しても再挑戦できる“安全な場”をつくることです。
2. リーダー候補の目的意識が曖昧
「なんとなく上がってきたから管理職に」というケースでは、リーダーとしての主体性や責任感が弱くなりがちです。
目的を持たないまま役職だけ与えられても、自律的な行動や周囲を巻き込む力は育ちにくくなります。
まずは、“どんな組織を目指したいのか”という問いに立ち返ることが必要です。
3. 育成の「プロセス設計」がされていない
リーダー育成が「OJTに任せきり」「単発の研修だけ」といった状態では、育成効果は限定的です。
本来、育成には「行動→内省→対話→再挑戦」といったサイクルが必要です。
そのためには、業務の中に“体感と振り返り”を仕込む研修設計や仕組みづくりが重要になります。
まとめ
リーダーが育たない原因は、本人の能力やモチベーションのせいではなく、育成環境や仕組みそのものにあることが多いです。
株式会社K-7では、「戦闘型シミュレーション」や「OODAループ演習」を活用した体感型研修を通じて、“考えて動けるリーダー”を育成しています。
自社に合った育成の仕組みを見直したい方は、ぜひ一度資料をご覧ください。
▶ 次世代リーダー育成研修の詳細はこちら:https://k-7.jp/trainings/next-gen-leader-lp/