「部下にどう指示すればいいか」
「答えを示してあげるのがリーダーの役割」
そう考える方は多いでしょう。
しかし、これからの時代に必要とされるリーダー像は違います。
次世代リーダーに求められるのは──
「答えを出す人」ではなく、「問いを立てる人」です。
■ 指示待ち人間を生む“優しすぎるリーダー”
優しくて面倒見がいいリーダーほど、
部下が困っているとつい助けたくなり、答えを与えてしまいます。
- 「じゃあこうしようか」
- 「このやり方でやってみて」
- 「それは〇〇が正解だよ」
一見ありがたい対応ですが、
実は部下から“考える機会”を奪ってしまっていることもあるのです。
■ 組織が「問い」を失うとどうなるか
- 部下が受け身になる
- 言われたことしかしなくなる
- トラブル対応がすべてリーダーに集中する
こうなるとリーダーが疲弊し、組織の成長は止まります。
つまり、「部下が考えずに回る組織」になってしまうのです。
■ 「問い」は人を動かすスイッチ
人は「問いかけられる」ことで初めて、
自分の頭で考え、動き始めます。
たとえば、次のような問いを投げかけてみてください:
- 「君ならどうする?」
- 「何が一番の課題だと思う?」
- 「逆の立場ならどう感じる?」
- 「それって、うちの理念とズレてない?」
これらはすべて、“内省”と“判断”を促す問いです。
■ 次世代リーダーに必要な「質問力」とは?
ここでいう質問力とは、
単なる質問テクニックではなく、“問いを立てる姿勢”そのものです。
1. 正解を探すのではなく、問い続ける
複雑な時代において、「これが正解だ」と言えるケースは減っています。
だからこそ「問い続ける力」が大切になります。
2. 自分に問い、自分を動かす
次世代リーダーにまず必要なのは、「自問自答する力」。
「自分はどうありたいか?」「どんな組織をつくりたいか?」と
問いを自分に向けられる人ほど、他者にも問いを投げられます。
3. 問いを文化にする
問いかけが活発な職場は、会話の質が高くなり、
ミスが減り、主体的な提案が増えていきます。
つまり、“問いが飛び交う文化”=自走する組織なのです。
■ 経営者が始める「問いかけの習慣」
組織を変える問いは、リーダーの問いから始まります。
- 「あなたはどうしたい?」
- 「これってどう意味づけできる?」
- 「お客様の立場なら、どう感じるだろう?」
正解を与える前に、「考えたくなる問い」を置いてみる──
それが、リーダーの新しい役割です。
★ K-7研修の現場でも…
K-7の次世代リーダー育成研修では、
受講者が自分自身に問いを立て、仲間と共有し合うプロセスを大切にしています。
たとえば:
- 「今の判断は、自分の価値観と一致しているか?」
- 「この行動は、チームにとってどう影響するか?」
こうした“問う習慣”が、リーダーの成長を加速させていきます。
■ 問いが、組織をひらく。
問いは人を責めません。問いは命令しません。
でも、問いは考えさせ、動かします。
- 部下に答えを与えすぎていないか?
- 問いを文化にする仕掛けがあるか?
- 自分自身に、問いを投げているか?
この問いから、あなたの組織の未来が変わるかもしれません。
K-7では、次世代リーダーに必要な「問いの立て方」「思考の促し方」を、
体験型のワークを通じて実践的に学べるプログラムをご用意しています。