【体験取材】チームビルディング研修におすすめ!米国発祥ゲーム「レーザータグ」とは

ビジネスの場において、目標を達成するためのチームワークは重要です。最近では、そんなチームビルディングの一環として、ゲーム研修を取り入れる企業が増えています。

チームビルディング研修には謎解きゲームやボードゲームなどさまざまな手法がありますが、他にはない面白い研修として「次世代レーザータグ」に注目してみてはいかがでしょうか。米国発祥の「レーザータグ」は特殊なレーザー銃を使って対戦する野外ゲームで、日本の大手企業でも研修実績があります。

今回は、ライターが株式会社K-7が運営するレーザータグ体験会を取材してきました。実際の内容や参加者の声をレポート形式でお伝えしていきます。

そもそもチームビルディングとは

チームビルディングとは、チームメンバーがひとつの目標に向かって一致団結し、どんな状況でも結果を出せる組織を作る取り組みです。

どんなに優秀な人材が集まっていてもメンバーがバラバラで、チームとして機能していなければ企業の生産性は高まりません。チームで共通の目標を持ち、各メンバーが自分の役割を理解して行動することで、はじめてチームの力が発揮できます。

また、チーム内でのコミュニケーションも重要です。コミュニケーションが活発であれば信頼関係が生まれるだけでなく、各メンバーの特性を知ることができるため適材適所の人材配置につながります。

チームビルディング研修をおこなうなら、効率的に効果が見られる手法を取り入れると良いでしょう。

チームビルディング研修をゲームでおこなうメリット

チームビルディング研修には、ワークショップや座学研修などさまざまありますが、圧倒的におすすめなのがゲーム性のあるアクティビティ研修です。

効率的なチームビルディングに重要なのは、チームとして機能する瞬間をメンバーが体感すること。ゲームの場合、「勝利」という目標達成を目指すために戦略を立て、実行に移す過程でチームビルディングに必要な要素を体験できます。

さらにゲームは楽しみながらプレイできるので、コミュニケーションが生まれやすい点もポイントです。チームの結束力強化にも期待できるでしょう。

講師は元自衛官!「次世代レーザータグK-LASH」とは

チームビルディング研修を検討する人に注目していただきたいのが「次世代レーザータグK-LASH」です。

レーザータグは光線の出るレーザー銃で撃ち合う対戦ゲームで、米国で生まれました。まだ日本でレーザータグが体験できるところは少ないため、非常に珍しいアクティビティと言えます。

特に、株式会社K-7が運営する「次世代レーザータグK-LASH」で実施する戦闘型チームビルディング研修では元自衛官が講師をつとめ、米国空軍の元大佐が考案し、米国軍やシリコンバレーなどで成果を出している「OODAループ理論」を活用したチームビルディングができます。

OODAループはPDCAサイクルと組み合わせることのできる新しいビジネスフレームワークのひとつで、起きた事態を即座に理解し柔軟に対応することで目標達成へ導く理論です。レーザータグでは、模擬戦闘を通して予測不能な事態にその都度対処し、OODAループを高速で回していきます。

▼戦闘型チームビルディング研修の詳細はこちら!

サバイバルゲームとの違いは?

レーザータグと混同されやすいものとして、BB弾を使うサバイバルゲームがあります。しかし、同じ戦闘ゲームと言えど、その性質はまったく異なっているのです。

大きな3つの違いから、レーザータグのメリットをご紹介していきましょう。

光線だから痛くない

レーザータグはレーザー銃を用いるため、当たっても痛みがないです。しかも、赤外線を利用したレーザーなので、目に当たっても心配はありません。

被弾したかどうかは、装備するレーザー受信センサーが判断します。打たれた場合は受信センサーが振動で知らせてくれるうえに、被弾者は銃の操作ができなくなるため、ルールがわかりやすいのもメリットです。

自己申告制のサバイバルゲームにありがちなゾンビ化(被弾したのに気づかずプレイを続行すること)の心配もありません。

広くないスペースでも遊べる

レーザータグは弾が出ないため、体育館やフットサルコートなどでも楽しめます。コート内に専用の障害物を設置するだけなので、気軽にプレイできるのは利点のひとつと言えるでしょう。

また、サバイバルゲームだと被弾した際の痛みを軽減するため、重装備になりがちですが、レーザータグなら普段スポーツを楽しむときのような軽装で十分です。

老若男女問わず遊べる

レーザータグで使用するレーザー銃は、実弾が入っていない分とても軽いです。女性や子供でも持って走れるくらい軽量のため、男女や年齢に限らず楽しめます。

11月開催!レーザータグ体験会「学校戦争」

2020年11月15日に、レーザータグを使ったオリジナルイベント「学校戦争」がおこなわれました。今回実施されたイベントは、チームビルディング研修などを検討している人がレーザータグを気軽に体験できるもの。第3回目の開催となり、総勢35名の経営者が集まりました。

会場は千葉県富津市にある学校スタジオです。一棟をまるまる貸し切っておこなうので、グラウンドや体育館をフルに使って、本格的なレーザータグが楽しめます。

▼前回の体験会の様子はこちら

スタッフの指導で初心者でも安心

まずは、本格的な対戦に入る前にレーザータグの講習を受けます。熟練のスタッフが基本的なレーザー銃の使い方や的の狙い方を教えてくれるので、銃を使ったアクティビティが未経験の人でも安心です。

今回は3チームに分かれての対戦となり、各チームに2人ずつ専任スタッフがつきました。勝つための戦術や、戦う際の注意点を都度教えてくれるので、レーザータグを最大限まで楽しむことができます。

多彩なアクティビティ

レーザータグの面白いところは、さまざまなゲーム手法があることです。今回は対戦チームを変えながら、合計4種類のゲームをプレイしました。

  1. カウンター戦:一度打たれても、復活ができるゲーム。最終的に残ったプレイヤー数で勝ち負けが決まる。
  2. フラッグ戦:敵チームの拠点にあるポール(フラッグ)を打ったほうが勝ち。
  3. 攻守戦:2チームを「攻め」と「守り」に分けて戦う。時間内に守り側の拠点にあるポール(フラッグ)を打てば攻め側の勝利。
  4. 三つ巴戦:3チームの総当たり戦。最終的なプレイヤー数が多いチームが勝利。

ゲーム手法が変われば、もちろん戦略も変わります。復活ができるカウンター戦はとにかく前へ進み敵を打つという戦い方が目立ちましたが、フラッグ戦はポールを守る側と攻める側に分かれて戦術を立てながら取り組むチームが多いようでした。

ゲームごとに起こりうる状況も異なってくるので、相手の攻め方を考えながらどう動くべきかを各々考えていきます。

戦略を練りながら自然なコミュニケーション

2チームが戦っている間、休んでいるチームは次の戦いに向けて戦略を立てます。

このイベントは学校全体を使用できるため、屋上やグラウンドなど予想外のところから狙撃されることも多いです。どこから狙撃されたのか、どんなルートを使って相手に攻め入られたのかを各々のメンバーが報告し、メンバーの配置を決めていきます。

自然とコミュニケーションが活発になり、「勝利」というひとつの目標に向かってチームの結束力がだんだん高まっていく様子が見受けられました。

参加者の感想を紹介!レーザータグの魅力は?

イベント後、参加された方々に実際の感想を聞いてみました。その一例を紹介していきます。

より信頼関係が深まった

「経営者仲間に誘われて参加しましたがとても楽しめました。

仲間うちでよくイベントを開催するのですが、レーザータグはコミュニケーションが自然と活発になるので、いつも以上に打ち解けられたような気がします」

誰でも楽しめる

「レーザー銃の使い方も簡単で、すぐに習得することができました。銃も軽いので女性でも使いこなせます」

「軽装でもできるので、BB弾を使うサバゲーより手軽なうえに動きやすいと思います」

「当たっても痛くないので安心してプレイできました。走り回るわけではないので、男女関係なく体力的にも差がつかなくていいと思います」

コミュニケーションの活性化

「レーザータグは初体験でしたがとても楽しめました。

初対面同士が多いチームだったけれど、戦略を練るときや戦闘中の声かけなどをきっかけにして、簡単にうち解けられます。企業研修でやったら、もっと仲間と仲良くなれそうだなと思いました」

「事前に作戦を立てつつも、そのときの状況に合わせて戦略や配置を変えるので頭を使うゲームでした。敵の場所を教えるために声をかけあうので、自然とコミュニケーションが取れましたね」

レーザータグでチームの結束力を高めよう

戦闘を通して、チームの重要性を認識できるレーザータグ。イベントでは参加者同士が自然とうち解け合い、活発なコミュニケーションが生まれていた様子からも、レーザータグがチームビルディング研修に向いていることを実感できました。 

レーザータグは国内で取り扱っているところが少ないので、面白い研修を探している人にはぜひおすすめしたいです。もっと本格的にOODAループを取り入れたい場合は、株式会社K-7で座学付きの戦闘研修「戦闘型チームビルディング研修」があるので注目してみてくださいね。

▼戦闘型チームビルディング研修の詳細はこちら!

執筆/大瀧 亜友美

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