初対面×世代混合のチームが生んだ“想像以上の成果”

レーザーサバゲーから見えた、組織のチームワークとリーダー育成の本質

先日、学校を丸ごと貸し切り、レーザー銃を使った対戦型イベント(レーザーサバゲー)を開催しました。

不定期開催しているこのイベントの特徴は、「初対面同士でチームを組む」「大人と子供が混ざる」という点です。
普段の職場やコミュニティではなかなか起きない構成のチームで、対戦を行いました。

結果として、想像以上に盛り上がり、そして多くの気づきが生まれました。

そしてこの体験は、単なるイベントの楽しさにとどまらず、
企業におけるチームワークやリーダー育成において非常に重要な示唆を含んでいると感じています。


普段の関係性がないからこそ起きる“本質的なチームワーク”

今回のチームは、ほとんどが初対面同士。
さらに、大人と子供が混在しているため、経験値や体力、理解度もバラバラです。

このような状況では、普段のように「なんとなく通じる」「言わなくても分かる」という前提は一切通用しません。

だからこそ、自然と以下のような行動が生まれました。

・分かりやすく伝えようとする
・役割をその場で決める
・相手の動きを見ながら判断する
・うまくいかなかった原因をその場で共有する

これはまさに、職場で求められるチームワークそのものです。

普段の職場では、関係性や慣れによって曖昧になっている部分が、
このような環境では強制的に“見える化”されます。

つまり、条件を変えることで、チームワークの本質が浮き彫りになるのです。


多様性がチームの可能性を広げる

特に印象的だったのは、大人と子供が混ざったチームです。

一見すると、大人の方が優位に見えるかもしれません。
しかし実際には、子供の方が柔軟な発想を持っていたり、恐れずに前に出たりする場面も多く見られました。

逆に、大人は全体を見て戦略を考えたり、周囲をサポートする役割を担うことが多くなります。

ここで重要なのは、
年齢や立場ではなく、その場における“役割”でチームが機能していたという点です。

これは企業においても同じです。

年次や役職に関係なく、
その状況において最適な役割を担うことができるチームは強い。

そしてそのためには、
互いの違いを受け入れ、活かすことが必要になります。

今回のイベントは、まさにその縮図でした。


リーダーがいなくても動くチームと、止まるチームの違い

もう一つ大きな気づきは、「リーダーの存在」です。

チームによっては、自然とリーダーが生まれ、
全体に指示を出しながら動いていました。

一方で、誰もリードしないチームは、
個々がバラバラに動き、結果としてうまく連携が取れません。

ここで面白いのは、
リーダーは必ずしも最初から決まっているわけではないという点です。

・状況を見て一歩前に出た人
・全体を俯瞰して声をかけた人
・周囲をまとめようとした人

こうした行動を取った人が、自然とリーダーの役割を担っていきます。

これは企業における次世代リーダー育成にも直結するポイントです。

つまり、リーダーは「任命されるもの」だけではなく、
状況の中で“機能として発揮されるもの”でもあるのです。


体験を仕事に活かせるかどうかの分かれ道

ここまでの話を聞くと、「いい体験だった」で終わってしまいがちです。

しかし重要なのは、この体験をどう仕事に活かすかです。

例えば、今回の気づきはそのまま職場に置き換えられます。

・初対面の関係性 → 部署間連携や新規プロジェクト
・世代の違い → 若手とベテランの協働
・役割の曖昧さ → 責任範囲の不明確さ
・リーダー不在 → 判断が止まる組織

つまり、イベントで起きていたことは、
そのまま職場でも起きている問題そのものなのです。

ここに気づけるかどうかで、体験の価値は大きく変わります。


リーダー育成の本質は“経験の転用力”

次世代リーダーに求められるのは、知識だけではありません。

むしろ重要なのは、
「経験から学び、それを別の場面に応用する力」です。

今回のような体験を通じて、

・なぜうまくいったのか
・なぜうまくいかなかったのか
・自分はどんな役割を果たしたのか
・次に同じ状況ならどう動くか

これらを言語化し、日常業務に持ち帰る。

このプロセスを繰り返すことで、
リーダーとしての判断力や行動力は確実に高まっていきます。


まとめ:非日常の体験が、組織の未来を変える

今回のレーザーサバゲーイベントは、
単なるレクリエーションではなく、チームワークとリーダーシップの本質を体感する場でした。

そして何より重要なのは、
この体験を“非日常で終わらせないこと”です。

・気づきを持ち帰る
・実務で試す
・振り返る

このサイクルを回すことで、
体験は「楽しかった思い出」から「組織を変える力」へと変わります。

もし、チームワークに課題を感じているのであれば、
まずはこうした“体験の場”を取り入れてみることをおすすめします。

その一歩が、次世代リーダーを育て、
自走する組織をつくるきっかけになるはずです。

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