オリンピックから会社でのチームビルディングを考える

オリンピックはご覧になっていましたか?

競技中の様子や終了後のインタビューなどを見ているとどんな競技も選手同士のチームワークはもちろん、選手以外のコーチや監督、トレーナーなど様々な人が一丸となってチームでメダルに向かって取り組んでいるのだと感じます。

目立つのは選手ですが、それぞれの立場の人が自分の役割を全力で取り組んだからこその結果だというのは皆が一緒に喜んだり悲しんだりしている様を見ると良く分かります。

スポーツだと確かにそのようなチームワークがとても大切であるというのは皆さんお分かりかと思います。

ですが仕事になったとたんにそれを忘れてしまっている人が結構います。

成果を出す社員だけを認め、それ以外の社員を叱るなどもその一例です。
成果を出す社員(選手)はもちろん素晴らしいですが、本当にそれ以外の社員は何もやっていないでしょうか?チームの盛り上げ、サポート、悩み相談などいろんな面でチームを支えているメンバーはいないでしょうか?チームスポーツで全員が得点を取りに行く選手ばかりのチームを見たことがありますか?

タイミング次第で得点を狙うことはあってもチームの中で役割分担しながら総合力を発揮しているチームがほとんどではないでしょうか?

「船頭多くして船山に上る」ということわざもあるように、これは昔から言われている真理なのではないでしょうか。皆がエリート選手だから強いチームになるわけではないのです。

今までの大量生産大量消費の時代ではそのようなやり方が良かったかもしれませんが、会社の在り方などが注目される今の時代、考え方を変える必要があります。

誰かが成果を上げられたとしてもそれはチームメンバーの他のサポートがあってこそ成し遂げられた可能性はありませんか?目立つところだけでなく、縁の下の力持ちがいないか探し出し、それをきちんと承認することが大切です。

但し注意しなければいけないのは、共通の目的意識や目標を共有しておかなければいけないということです。それがなされていなければ皆自分の好きな方向へ向かってしまうからです。

オリンピックでは勝利してメダルを獲得するという非常に分かりやすい目標が設定できるのでいいですが、実際の仕事においてはそうはいきませんよね?色々な目的・目標があるかと思いますので、その中で「うちのチームはここへ向かう!」ということをチームに示し、共感を得ましょう。これを忘れてしまっては皆何をすればいいか分かっていないチームになってしまいます。

是非その点を意識してチームワークを楽しんでください。

では皆さん、幸せな職場づくりを!

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チームビルディングは実施後のフォローが非常に大切です。
もしも御社でチームビルディングの試みを実施された場合には
1度やって終わりではなく、最低でも月に1回はフォローの
勉強会などを行うことをお勧めします。

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